リクルートカードの特徴やメリット、デメリットポイントの貯め方や使い方

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リクルートカードは、リクルートホールディングスが三菱UFJニコスおよびJCBと提携して発行するクレジットカードで、高いポイント還元率と年会費無料が特徴です。以下に、その特徴やメリット、デメリット、ポイントの貯め方や使い方などを詳しく紹介します。

リクルートカードの基本概要

発行元と国際ブランド

リクルートカードは、三菱UFJニコス(Visa/Mastercard)またはJCBが発行しています。国際ブランドはVisa、Mastercard、JCBの3種類から選択可能で、利用者のライフスタイルやニーズに応じて選べます。JCBはタッチ決済に対応している一方、Visa/Mastercardは非対応です。

年会費

リクルートカードは本会員および家族カードの年会費が永年無料です。追加カードとしてETCカードも発行可能ですが、Visa/Mastercardの場合、新規発行手数料として1,100円(税込)が必要です。JCBのETCカードは発行手数料無料です。

対象ユーザー

18歳以上で安定した収入がある方、または学生(高校生を除く)が申し込み可能です。年会費無料で高還元率を求める方、リクルート関連サービス(じゃらん、ホットペッパーなど)をよく利用する方、Pontaポイントやdポイントを活用したい方に特におすすめです。

ポイント還元率と貯め方

基本還元率

リクルートカードの最大の魅力は、業界トップクラスの基本ポイント還元率1.2%です。一般的なクレジットカードの還元率が0.5%~1.0%である中、どこで使っても100円(税込)につき1.2ポイントが貯まります。例えば、月5万円の利用で600ポイント、年間で7,200ポイント(7,200円相当)が貯まります。

リクルート関連サービスでの高還元

リクルート関連サービスを利用すると、還元率がさらにアップします。以下は主なサービスと還元率の例です:
じゃらんnet:予約・宿泊で2%+カード決済で1.2%=最大3.2%還元。特別な10%還元プラン利用時は最大11.2%。

ホットペッパービューティー:ネット予約・来店で2%+カード決済で1.2%=最大3.2%還元。

ホットペッパーグルメ:ネット予約・来店で人数×50ポイント+カード決済で1.2%還元。

ポンパレモール:購入で3%+カード決済で1.2%=最大4.2%還元。

電子マネーチャージでのポイント

リクルートカードは電子マネーチャージでもポイントが貯まる数少ないカードです。ただし、国際ブランドにより条件が異なります:
Visa/Mastercard:nanaco、楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCAへのチャージで1.2%還元。

JCB:nanaco、モバイルSuicaへのチャージで0.75%還元。
ポイント付与対象は月間3万円までのチャージ金額に限定されます。電子マネーの支払いポイントと合わせた二重取りも可能です。

ポイント加算のタイミング

毎月15日までの利用分に対し、翌月11日にリクルートポイントが加算されます。リクルート関連サービスのポイント(Pontaポイントやdポイントなど)はサービスごとに加算タイミングが異なるため、利用条件を確認する必要があります。

ポイントの使い方

リクルートポイントの利用方法

貯まったリクルートポイントは1ポイント=1円として以下の方法で利用可能です:
リクルート関連サービス:じゃらん、ホットペッパービューティー、ホットペッパーグルメ、ポンパレモールなどで利用可能。

ポイント交換:Pontaポイントやdポイントに交換でき、ローソンやケンタッキーなど提携店で使用可能。

Amazonでの利用:リクルートIDとAmazonアカウントを連携することで、Amazonでの買い物に直接利用可能。

ポイントの有効期限

リクルートポイントの有効期限は最終加算日から12カ月後の月末ですが、カードを利用し続ける限り実質無期限です。キャンペーンで付与される期間限定ポイントは有効期限が短い(例:加算日の翌月末)ため、早めの利用が必要です。

ポイント確認方法

ポイント残高は、リクルートIDのマイページまたはPonta Webの「ポイント通帳」で確認できます。リクルートIDを使ってログインし、ポイントの保有数や有効期限をチェックできます。

付帯保険と追加カード

旅行傷害保険

リクルートカードには以下の旅行傷害保険が付帯しています(利用付帯):
海外旅行傷害保険:最高2,000万円。

国内旅行傷害保険:最高1,000万円。
保険適用には、旅行代金(ツアー費用や航空券など)をリクルートカードで支払う必要があります。

ショッピング保険

カードで購入した商品の破損や盗難を、購入日から90日間、年間最大200万円まで補償(国内・海外対応)。高額商品や海外での買い物時に安心です。

追加カード

家族カード:年会費無料で発行可能。

ETCカード:Visa/Mastercardは発行手数料1,100円、JCBは無料。

銀聯カード:Visa/Mastercardのみ発行可能(有料)。

メリットとデメリット

メリット

高還元率:基本1.2%、リクルートサービスで最大4.2%~11.2%のポイント還元。

年会費無料:本会員・家族カードともに永年無料。

電子マネーチャージでポイント:月3万円までポイント付与対象。

保険の充実:旅行傷害保険とショッピング保険が付帯。

ポイントの柔軟性:Pontaポイントやdポイントへの交換、Amazonでの利用が可能。

デメリット

ポイントの使いづらさ:リクルート関連サービスや提携店を利用しない場合、ポイントの用途が限定的。

タッチ決済の制限:Visa/Mastercardはタッチ決済非対応。

JCBの電子マネーチャージ:還元率が0.75%に低下。

ゴールドカードなし:ステータス性の高いカードを求める方には不向き。

期間限定ポイント:キャンペーンによるポイントは有効期限が短い。

申し込みと支払い

申し込み方法

リクルートカードはWebから申し込み可能です。リクルートIDを登録し、必要事項を入力後、審査を経てカードが発行されます。キャンペーン開催時には、新規入会や初回利用、携帯料金の支払いで数千ポイントがもらえる場合があります。

締め日と支払日

毎月15日締め、翌月10日に指定口座から引き落とし。引き落とし日が土日祝の場合は翌営業日となります。利用タイミングによっては支払いが翌月以降に持ち越される場合があります。

評判とおすすめのユーザー

利用者の評判

良い評判:1.2%の還元率やリクルートサービスでの高還元、年会費無料が評価される。例:「公共料金でも1.2%還元は嬉しい」「じゃらんでポイントを貯めて旅行がお得」。

悪い評判:リクルートサービスを利用しない場合、ポイントの使い道が少ないとの声。例:「ポイントがじゃらんやホットペッパーに偏っていて使いにくい」。

おすすめのユーザー

日常の買い物や公共料金の支払いでポイントを効率的に貯めたい方。

じゃらん、ホットペッパービューティー、ホットペッパーグルメを頻繁に利用する方。

Pontaポイントやdポイントを活用するローソンやケンタッキーなどの提携店を利用する方。

年会費無料で保険付きのカードを求める方。

注意点

ポイント加算対象外

年会費や一部電子マネーチャージ(月3万円超)、特定加盟店での利用はポイント付与対象外となる場合があります。詳細はカード会社に確認が必要です。

国際ブランドの選択

Visa/Mastercardは電子マネーチャージで1.2%還元だがタッチ決済非対応。JCBはタッチ決済対応だが電子マネーチャージの還元率が0.75%。ライフスタイルに合ったブランドを選びましょう。

リクルートカードプラスの改悪

リクルートカードプラス(2%還元)は新規募集を停止し、2026年5月以降は還元率が1.5%に変更予定。既存ユーザーはリクルートカードへの切り替えを検討する必要があります。

まとめ

リクルートカードは、年会費無料で1.2%の高いポイント還元率、充実した保険、電子マネーチャージでのポイント付与が魅力のクレジットカードです。特にリクルート関連サービスを利用する方には最大4.2%~11.2%の還元率でポイントが貯まりやすく、Pontaポイントやdポイントへの交換で使い道も豊富です。一方で、ポイントの使いづらさやタッチ決済の制限などのデメリットもあるため、自身の利用シーンに合うか確認することが重要です。リクルートサービスを活用する方や高還元率を求める方にとって、メインカードとして活躍する一枚です。